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講義名

クリエイティヴ・アーカイヴ概説

(副題)

アーティストのためのアーカイヴ

開講責任部署

美術学部　対象学生：美術（学部・修士・博士）、音楽（学部・修士）、映像（修士・博士）、国際（修士・博士）

講義開講時期

通年

講義区分

未来創造継承センター（CIF）

基準単位数

時間

0.00

代表曜日

木曜日

代表時限

６時限

校地

上野

授業を行う教員

毛利嘉孝、平諭一郎、田口智子、幅谷和眞、酒井絵美、仲辻真帆、ほか

時間割に関する注意事項

本授業は木曜18:00～19:30に不定期で開催します。詳細は下記の授業計画表およびClassroomをご覧ください。

授業で使用する言語

日本語

特記事項

担当教員

職種

氏名

所属

教授

◎ 毛利　嘉孝

国際芸術創造研究科

非常勤講師等の教員

仲辻　真帆

音楽学部

准教授

平　諭一郎

未来創造継承センター

特任准教授

田口　智子

未来創造継承センター

特任助教

幅谷　和眞

未来創造継承センター

特任助教

酒井　絵美

未来創造継承センター

授業概要

現代のアーティストは創作活動だけでなく、自身の作品や活動を意識的にアーカイヴすることが必要となっています。本授業は、専門的な資料アーカイヴだけでなく、「アーティストのためのアーカイヴ」を概説する、年間15回のオンライン講義です。各回、ゲストを招いて、美術・音楽・映像の創作やプロデュースと共に、身体表現や評論など、多様な表現活動とリサーチのアーカイヴをどのように構築、活用していくかを学びながら、各々の新たな創造へとつなげていきます。

到達目標・カリキュラム上の位置付け

専門的な資料アーカイヴだけでなく、自身の作品や活動をアーカイヴする方法論を学ぶことで、創作や研究の基盤を構築することを目指します。

授業計画・内容

本授業は、オンラインでの講義を基本として実施します。詳細は下記の授業計画表およびClassroomをご覧ください。

第1回　4月18日　オリエンテーション
　毛利嘉孝（未来創造継承センター）

第2回　5月16日　戦災・災害のデジタルアーカイヴ
　渡邉英徳（東京大学大学院）

第3回　6月6日　イメージの話法
　川瀬慈（映像人類学者）

第4回　6月13日　アーティストと住民で作る地域のアーカイヴ
　下道基行（アーティスト）

第5回　6月20日　ABRと社会調査〜Keio ABRの実践について
　岡原正幸（慶應義塾大学）

第6回　7月4日　演劇とアーカイヴ
　高山明（演出家・アーティスト）

第7回　調整中

第8回　10月3日　アーカイヴと視聴覚メディア（仮）
　松山ひとみ（視聴覚メディアアーキヴィスト）

第9回　10月10日　古楽におけるクリエイティヴ・アーカイヴ
　川口成彦（演奏家）

第10回　10月24日　東京藝術大学のアーカイヴ
　浅井ふたば（美術学部近現代美術史・大学史研究センター）、仲辻真帆（未来創造継承センター大学史史料室）、田口智子（未来創造継承センター）

第11回　11月14日　NFTとアーカイヴ
　施井泰平（現代美術家・スタートバーン株式会社代表取締役）

第12回　11月21日　表現による物語とアーカイヴ
　青柳菜摘（アーティスト）

第13回　12月5日　アートセンターとアーカイヴ
　渡邉朋也（アーキヴィスト・アーティスト）

第14回　1月9日　色彩質感学とアーカイヴ
　岡嶋克典（横浜国立大学大学院）

第15回　1月16日　クリエイティヴ・アーカイヴとは
　平諭一郎（未来創造継承センター）

テキスト・参考文献

教材、参考書は適宜、配布ないし指定します。

準備学習内容・時間の目安

詳細は授業時に説明します。

成績評価基準・課題・フィードバック

出席数、演習への積極的参加などを総合的に評価します。

（追記）
評価の割合は以下の通りとする。
授業態度　５０％　授業内でのコメントシートの提出　５０％

学生へのメッセージ

現代のアーティストは創作活動だけでなく、自身の作品や活動を意識的にアーカイヴすることが必要となっています。皆さんの表現をどのように他者へ伝えていくのか、について考えるきっかけにしてください。

オフィスアワー

授業後に教室およびメールにて質問を受け付けます。
future@ml.geidai.ac.jp

【英】授業概要